萩野亮 / hagino ryo2019年2月1日7 分『サスペリア』(2018)は基礎工事を怠って瓦解した因果応報の建築である。すげー期待していた。いや、海外ふくめ一部の批評家筋からずば抜けて評判がよいらしいことは知らなかったし(というかこのところの映画情勢をまるで把握していない)、とくに原作者であるダリオ・アルジェントやルチオ・フルチなど、往年のイタリアンホラーの愛好家でもないのだけど、試写状がか...